ウォーキングマシンを回しながらバンテージ・ポイントを見た。の巻。
こんにちは、takuoです。
仕事帰りにジムに通っていますが、長時間勤務後のジムはヘロヘロであまり効果が出ていません。まあ尿漏れ感が無くなったのは下半身の筋力がついたからで間違いありません。筋力大事。とはいえ、ちょっと飽きてきたので少し筋力強化ではなく持久力強化の方に方向転換。夏が終わったらまた筋力の方へ戻したいと思います。
そんなわけで、ジムに行ったらウォーキングマシンを足が痛みが出始めるまでまわしています。100kg近いので無理は禁物です。今のところ30分が限界のようです。これを1時間までは伸ばしていきたい。目標が小さい男、それがtakuoです。
しかし、ウォーキングマシン歩くだけは飽きる。TVがついていますが、早朝だしそもそも普段テレビ見ないし、見るとイラッとさせられます。芸能とかどうでもええわ。唯一時間を忘れて見たのは桂文珍の番組にアホの坂田がゲストで出てた番組。単純にやり取りがおもろい。どうにも関西人気質が抜けません。
テレビはつまらないので、どうせならこの時間を映画の視聴に当てようと考えました。幸いなことに最近Amazon Kindle FireのOSがバージョンアップされて、microSDカードに映画を保存できるようになりましたのでネット接続されてなくても見ることが可能に。
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前置きが長くなりましたが、そんな感じでウォーキングしながらAmazonプライムで映画『バンテージ・ポイント』を見ました。
バンテージ・ポイント 概要
『バンテージ・ポイント』(Vantage Point)2008年公開
シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。
出演
デニス・クエイド
マシュー・フォックス
フォレスト・ウィッテカー
シガーニー・ウィーヴァー
ウィリアム・ハート
ざっ感。
8年前の映画ではあるけれど、大統領暗殺のシーンをそれぞれの登場人物の視点から繰り返し描き、徐々に事件の全貌が明らかになっていき解決に至る流れは脚本と構成がしっかりしているのでいま見ても圧倒的な面白さ。最近はなんかオーラがですぎてるフォレスト・ウィテカーがまだ一般人としてリアリティがあるw
まだ見たことない人は傑作なのでぜひ。
8年という時間の流れが醸し出す現在との違い。
今回エントリとして語りたかったのはこっち。久しぶりにこの映画を見て感じたのは、今の時代といろいろ違うなと。感想もそこそこに気になった部分をキャプチャしてみたので画像を見ながらつらつらと。
群衆とマスコミ
この映画の時点ではマスコミはテレビ局以外は一眼レフカメラが基本。デジタルかどうかは不明だけどさすがにアナログではないか。
群衆でカメラを構えてる人はほとんどいない。
ましてやビデオカメラもほとんどいない。
これが、今ならほとんどの人がスマホで演説を撮ってるよね。もしくは自撮りしてるかも。メディアもカメラだけじゃなく映像でも記録してる人が多数いるはず。そうなるとフォレスト・ウィテカー目立たないw 話進まないw たった8年でこれだけの変化してる。
謎の万能携帯電話。
何時の世もハイテクは万能ですw ハッカーの使うパソコンしかり。スパイ道具しかり。テロリストも同様です。
テロリストの主犯スアレスが使っているのが万能携帯電話です。いや、もしかしたらPDAとかなのかな。スマホ以前の通信機器です。
電話はもちろん。メールも送れます。
狙撃銃を遠隔操作してスコープからの映像を見ながら大統領を暗殺もできます。
周波数がわかれば、シークレットサービスの無線も使えます。
なんという万能機器。とはいえ、カスタムメイドは可能でしょうからありえなくはないか。ただ、コストがかかりすぎですよね。テロリストに幻想が入っている。
テロの形
今作ではアメリカ大統領をテロリストが襲撃するという形だが、現在はむしろ一般市民を狙ったテロがメインになっているのも大きな変化ではなかろうか?ましてやホームグロウン・テロリズムなどはこの頃はほとんど想定されてなさそう。同僚のはずのマシュー・フォックスは二重生活ともおさらばと語っているのでもともとテロリスト側なのだろう。世界の構造が8年前と今ではかなり変わっていることがわかる。リーマンショック以降の貧富の差の拡大、難民問題などであらゆる不満が一部のテロリストだけのものでは無くなってきている。
情報伝達手段の形
登場人物たちがコミュニケーションを取る手段は無線、携帯電話。一般の人間はただ逃げ惑うだけ。これも今とはまったく違う。今なら、みんな逃げながらツイートしたり画像撮ったり動画撮ったり。恐怖でパニックになるよりいいのか……?
アメリカ合衆国大統領の価値
映画では大統領は暗殺する価値のある重要な存在として描かれている。ところが現在の大統領選挙キャンペーンやオバマ大統領の足跡を見て分かる通り、もはや世界の警察たるアメリカのトップとしての価値はない。なので、テロに協調して立ち向かう宣言自体がありえないということに。ホント8年前には思いもしなかったことだろう。
日本の価値
5大陸の首脳が集まった共同宣言のバックに掲げられている旗に日の丸がなびいている。この頃はまだ日本も国際社会の重要な一員であるという認識が制作側にあるのだろう。今ならここに間違いなく中国が入ってくるはず。貧すれば鈍す。
それぐらいかな。映画としてとても面白いので観てない人はぜひ。
そんな感じ。
それじゃ~ノシ
バンテージ・ポイント (字幕版) | ||||
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Fire タブレット 8GB、ブラック | ||||
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