東京ポッド許可局「大予言論」からの思索。フェイク・ドキュメンタリーの変遷。の巻。
こんにちは、昨日は雨が日付を超えるまで続かず、洗車の手抜きができず、舌打ちをしたtakuoです。
さて、takuoは仕事中はもてらじを筆頭としてポッドキャストを浴びるように聴いているのですが、感想など書けません。というのもいつも面白いなーとしか浮かばない無能っぷり。ところが、たまーに話している内容から自分の中にある知識とか疑問とかがつながって文字にしたら面白いかなーということがあります。ありますけれど、日々の忙しさで消えていくのですが、今年からは文字に残そうということで仕事中にノートにメモ書きをはじめました。今回はその1発目です。
東京ポッド許可局2016/03/06放送 「大予言論」
東京ポッド許可局でプチ鹿島さんが好きなテレビ番組川口浩探検隊から見る時代の変遷という話をされていました。
TBS RADIO 許可局2016年3月6日①「大予言論」 - TBSラジオ 東京ポッド許可局
曰く、ドキュメントタッチで放送されていた川口浩探検隊は放送当時はやらせだなどの批判に晒されていた。
1986年に放送は終了。
その後を継承している番組はthe・プレゼンター
継承しているかに見えるが製作者に聞くと明確に違う。
実在するものがあり、それに奇妙なネーミングをつけて番組を盛り上げる。
すなわち、曖昧さによる視聴者の批判に耐えられるように。
手乗り鹿、ミゴーなど。
それまで許容されていたウソかホントかわからにグレーゾーンは徐々に駆逐されていった。
95年の阪神大震災、オウム事件、Windows95によるネットの始まり。
そして、ノストラダムスの大予言が外れて遊びがなくなった
テレビではそのようにして番組としてのフェイク・ドキュメンタリーは消えていったようです。
takuoの思うこと。
とはいえ、占いは相変わらず毎日放送されていますし、水素水は売られてますし、江戸の大虐殺はあったようですし。人間は胡散臭いものが好きなんだと思います。
テレビでは死んだけれども、それ以降、完全に作り物としてのフェイク・ドキュメンタリーは少しずつ増えてきています。
- 1999年ブレア・ウィッチ・プロジェクト
ブレア・ウィッチ・プロジェクト - Wikipedia - 2003年放送禁止(TV)
放送禁止 (フジテレビ系列のテレビ番組) - Wikipedia - 2005年ノロイ
ノロイ - Wikipedia - 2007年REC
REC/レック - Wikipedia - 2007年パラノーマル・アクティビティ
パラノーマル・アクティビティ - Wikipedia
で、YouTubeを探れば、山のように見つかります。さも、本当にあったかのように。
テレビは不特定多数を対象に拡散させるメディアなので、心に余裕のないクレーマーからの批判に耐えられない番組はどんどんなくなっていき、面白くなくなりました。そういう空気を敏感に察知したクリエイターたちが今もフェイク・ドキュメンタリーで世の中を面白くしようとしているのかな、と思ったり。その最先端がもてらじ公認監督の白石晃士さんだったりするんでしょう。
BWPも公開当時はドキドキしてみましたし、深夜にふと見た放送禁止の異様さにわくわくしました。フェイク・ドキュメンタリーはつまらない日常を楽しくしてくれるものとしてこれからも作り続けられるでしょう。そして、ワレワレは騙されたがっているのです。
うーん、相変わらずまとまりのない文章だな。
あ、モキュメンタリーのウィキペディアにのっていた青春トライ’97が気になったのでググったら見れるようなのでリンク貼っときます。takuoも時間が空いたら見る予定。
そんな感じ。
それじゃ~ノシ
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追記
もてらじ村民仲間のdokuhuntさんからのオススメしてもらいましたー
監死カメラシリーズはお勧めです。4辺りから化けますんで(笑) / “はてなブックマーク - ポッドキャストからの思索。東京ポッド許可局より 川口浩探検隊からのフェイク・ドキュメンタリーの変遷。の巻。 - タクドラtakuoの雑念…” https://t.co/y3zme9yaYx
— dokuhunt (@dokuhunt) 2016年3月10日