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うちの雑煮的汁物、イナムルチーのレシピを記しておく。の巻。

うちの雑煮的汁物、イナムルチーのレシピを記しておく。の巻。

 

こんにちは、もとたくおです。

 

年末年始は2年ぶり?に実家に帰りました。そしたらうちのオカンが風邪でダウンしていたので、いつもはオカンが作るイナムルチーを代わりに作ったのでレシピとして記しておきます。

 

イナムルチーとは?

イナムドゥチは、沖縄県の郷土料理。具沢山の味噌汁で、お祝い料理のひとつである。語源は「猪もどき」で、イナムルチと表記されることもある。その名の示すように豚肉を使用した汁物で、細い短冊切りにした豚の三枚肉、こんにゃく、かまぼこ、しいたけ、油揚げなどを、九州地方特有の甘い白味噌仕立てにしたもの。盆や正月に多くの家庭で作られるほか、食堂のメニューに加えられていることもある。また、味噌ではなく醤油味の澄まし汁仕立てにしたものはシカムドゥチ(鹿もどき)と呼ばれる。

イナムドゥチ - Wikipedia

いなむるちのYouTube検索結果

 

まぁ、沖縄の郷土料理というやつです。元々は。コレがベースではありますが、作り方を見てみるとうちのイナムルチーとけっこう違う。なので、うちのイナムルチーのレシピを記しておきます。

 

材料。

★  材料  ★
  • 出汁用昆布。
  • 出汁兼具用の干し椎茸。
  • 出汁用鰹節。
  • サヌキイヅツみその白味噌。
  • ゆで豚(皮付きの三枚肉)
  • かまぼこ(お正月用の高級かまぼこではなく1個100円ぐらいの安いやつ)
  • 京風薄揚げ(中の豆腐がややぶ厚めのやつ)
  • こんにゃく(赤とか緑とかのお正月用のやつ)

 

 

作り方

★  下準備  ★
  • 鍋に張った水に昆布をつけておく(一晩)
  • 干し椎茸を水につけ戻しておく(一晩)
  • ゆで豚を1cmぐらいの薄切りにして食べやすい大きさにする。
  • かまぼこも1cmぐらいの薄切りにして食べやすい大きさにする。
  • 京風薄揚げは油抜きしてから1cmぐらいの食べやすい大きさにする。
  • 戻した干し椎茸も1cmぐらいの薄切りにして食べやすい大きさにする。
  • こんにゃくも1cmぐらいの薄切りにして食べやすい大きさにする。
  • 具は全部同じぐらいの大きさに統一する。
 

 

★  調理  ★
  • 昆布をつけておいた鍋を火にかけ沸騰直前で昆布を取り出す。
  • 沸いてる鍋に干し椎茸の戻し汁を投入する。
  • 続いて鰹節をたっぷり投入する。
    →ここをケチると美味しくない。
  • しばらく煮立たせて味を見て鰹節を掬う(濾さなくて良い)
  • 具のゆで豚、かまぼこ、京風薄揚げ、こんにゃくを投入する。
  • しばらく煮込んでから白味噌を溶く。
    →ここもケチると美味しくない。

 

  • 好みの濃さになったら完成。
  • 出来たては味がまとまってないので一晩寝かせる。

 

以上が基本的な作り方。それに加えて今回、過去一の出来の良さだったので今回追加で行ったことも記しておく。

★今回追加で行ったこと★
  • 出汁が薄かったので根昆布出汁を追加した。
  • 一晩ベランダに出して冷やした。

 

 

うちのイナムルチーの考察。

イナムルチー自体は元々琉球王朝時代の宮廷料理だったみたいですが、沖縄では今は郷土料理として存在しています。手軽に作れる感じですが、うちのイナムルチはその贅沢バージョン。白味噌は500g1700円でそれをだいたい1kgから1.5kg使う。昆布も干し椎茸も鰹節もたっぷり使うので材料費で1万円超える。分量としては15人ぐらいが3杯ぐらいは最低食べるので45杯分とすればそこまで高級でもないか。1杯300円ぐらいか。

 

他のイナムルチーを見て違いを確認する。

www.youtube.com

 

こちらは宮廷料理ベースのイナムルチー。なんと赤味噌も使う。ぜんぜん違う。具もおもてなしの心で大きく具材を切っている。

 

www.youtube.com

 

沖縄にはいなむどぅち専用の味噌があるのかー。なるほど。関西に来たらそれが手に入らないから今の味噌に落ち着いたのかな?

 

味噌の話。

今回、味噌はいつもの味噌屋さんで購入したが、お店の人も高齢化していていつ店が無くなるかわからない。ということで

ラベルを頼りに今回は味噌も調べてみた。

idutsumiso.jp

 

製造元はこちらで間違いなさそうだけど、うちが買っている味噌がサイトにはない。おそらく「サヌキ白みそ」というのが該当すると思うんだけれど、確信はない。お雑煮用とあるので多分正月限定のやつか。となると通常版とパッケージが違うだけなのか、それとも豪華版なのかわからん。

 

なので、今回はこちらから味噌を購入して実家に送りつけておいたので、そちらが同じ味噌なのかは後でオカンから報告を聞く予定。

 

まとめ。

たくおはぼんやりとばあちゃんが沖縄で代々受け継いできた料理だと思っていたけど、材料を見るとけっこう違う。カステラかまぼこは使わないし、京風薄揚げとかサヌキイヅツみその白味噌とか沖縄には無いはず。なので、ばあちゃんが元のイナムルチーをベースに作り上げたモノだと思う。

 

40年前、うちの正月は大阪の親戚がたくさん来て、公民館を借りて新年会をしていた。そのときに大阪の親戚が楽しみにしていたのがばあちゃんの作るイナムルチーだった。ばあちゃんが亡くなった後もそれはうちのオカンに受け継がれ、それがいまたくおに受け継がれた。今年も集まった親戚がそれを食べて美味しいと言ってくれた正月。

 

うちのお正月にイナムルチーは欠かせないモノなのだ。

 

たくおのとこのイナムルチーの今後。

さて、こうやって調べてしまったら作り方はわかった。なので、来年はまったく同じものを作れる。たくおはもっと美味いモノを作りたいとアレンジする派なので、改造したいけど、それをするのは野暮なのか悩ましいところである。

 

沖縄のいなむどぅちも食べてみたい。

 

そんな感じ。

 

それじゃ~ノシ

 

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