塩の代わりにうどんスープを擦り込んだローストポークが絶品だった。の巻。
こんにちは、takuoです。世間では明日からゴールデンウィーク。お天気がいいといいのですが、今年は雨が多いですねぇ。仕事の時はありがたいですが、休みの時はかんべんしてほしい……
さて、以前からローストビーフは何回か作っていたのですが、さすがに飽きた。ので、今回はローストポークに挑戦してみました。いつも通りレシピサイトやレシピブログを渡り歩きつつ、だいたいの手順の当たりをつけてドゥークッキン!
ドゥークッキン!
肉にうどんスープの粉末を塗り込める
今回購入したのは豚肩ロースブロック。
こちらにヒガシマルのうどんスープを塗り込めていきます。
肉のどの面にもまんべんなく。
塗り込め終わったら、ラップでピッチリとシールして冷蔵庫で寝かせます。基本的なローストポークのレシピだと12時間ぐらいのようですが、うどんスープであることと、芯まで塩分が行き渡るように一晩寝かせました。
常温に戻しておいた肉塊を調理
翌日、調理していきます。冷蔵庫で寝かせておいた肉塊は調理する前に常温に戻しておきます。そうしないと肉塊の中心まで火が通っているかの憶測がしにくいので。さらに豚なので火が通っていないとお腹壊す可能性もありますので注意しましょう。
こちらが一晩寝かせた肉塊です。うどんスープの影が無くなってます。染み込んでいるのかこの時点では不安。
肉塊にオリーブオイルを塗り込める
表面を焼いていく前にポイント2
焼く肉塊にオリーブオイルを塗り込めます。こうすることで肉がぱさつくのを防止させる。どこかで見た。理にかなっていると思ったので採用。これはローストビーフでも使える。
表面を焼く
じゅぅーーーーーーーーーー
まんべんなく焼きましょう。なるべく肉汁が出ないようにするためですが、肉の形を保持するためというのもありそう。
焼き上がったので表面温度をはかってみました。
炊飯器で真空低温調理
で、いつもの炊飯器調理です。
沸騰させたお湯を炊飯器に入れ、保温モードに設定。お湯の温度をチェック。
72.6℃ 肉の表面温度が45.8℃なので、だいたいよかろうと。
この真空調理の温度はパスチャライゼーションに基いているらしい。すなわち63℃の熱で30分加熱することにより、細菌を減らしつつ温度によるタンパク質の変質を抑えて風味は良いままにするということ。
なんだけど、中心の温度を測らないといけんし、めんどっちいのでだいたい70℃ぐらいのお湯を入れて1時間ぐらいにする。お店で出すわけじゃないし、自分で喰う分だしねぇ。なので、ローストビーフも赤身は少なめであったりする。それでも十分うまい。
行程に戻って、ビニール袋に入れた焼かれた肉塊をお湯の中に沈めて、空気を抜く。いつもならジップロックに入れて空気を抜くのだが、今回はここで味を入れるわけではないのでビニール袋で簡単に。ソースなどを足して肉に味を入れたいならしっかりと空気を抜いて調理するのがいい。まぁだいたい抜けてたら味入るけどね。
完成
で1時間後の肉塊がこちら。takuoはテキトーなので、2時間とかやったりして火を入れすぎちゃったりしちゃうけれど、今回は1時間できっちりとはかってみた。
切った中身はこちら。薄く切るのに夢中で全体画像撮り忘れ多し。切れ端を味見。
うまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい。
塩分だけじゃなく出汁の風味がほんのりして旨い。そして、脂身の部分がこれまた旨い。全然脂っぽくない。なんで?カロリーは減ってないんだろうけど、ギトギト感が無い。旨い。
ほんのりピンクでいい感じでそ?
ソースも作ったけれど、こちらは失敗。いまいちなのでスルーで。要研究。
ジップロックに入れて保存しました。
食べるときには湯煎して温めましょう
翌朝
冷蔵庫で保存していると冷え固まるので食べる際には湯煎して常温かほんのり温かいぐらいに戻しましょう。レンチンとかはしないように。せっかく低温調理したのに焼けてしまいます。
うん、やっぱりうまい。豚の旨味がいい。
さらに翌日。
スーパーで買ってきたパンズに、キャベツと玉ねぎをたっぷり盛って。
マヨ、スライスチーズの上に好きなだけローストポークをどーーーーーーーーーーん!
これが自作の醍醐味w 好きなモノを好きなだけ。
自家製ローストポークバーガーのでっきあがりー
たまらん…… うまい。
作り方まとめ
材料
- 豚肩ロース 600g
- うどんスープ粉末 1袋
手順
- 肉塊にうどんスープ粉末を塗りこむ ★ポイント1
- ラップで巻いて冷蔵庫で一晩寝かせる
- 一晩寝かせた肉塊を常温に戻す
- 焼く前に肉塊にオリーブオイルをまんべんなく塗る ★ポイント2
- フライパンで肉塊全体に焼き目をつける
- ビニール袋に肉塊を入れ空気を抜く
- 70度ぐらいのお湯を炊飯器に入れ保温モードに
- 肉塊をお湯の中に沈めて1時間放置
- 出来上がった肉塊はできるだけ薄切りにする ★ポイント3
雑感。
元々の発想は洋風より和風にしたかったのが、うどんスープを使おうと思ったきっかけ。それが大成功。さらにローストビーフはどうしてもソースがないと食べにくいけれど、ローストポークは肉の旨味が十分あるのでうどんスープの味付けだけでいける。これは発見だった。いやー、ホントに美味かったのでちょくちょく作ろうと思う。
でも、作るのが趣味で、同じものを作らない漢。それがtakuo。次回は同じパターンで粉末ガラスープを塗りこんだローストチキンを作ろうかと思案中。
そんな感じ。
みんなも試してみてねー
それじゃ~ノシ